突然ですが、私の生い立ちです。
小学生の頃、昭和から平成になった、アムロちゃん世代です。(ちょっと年下w)
美術館のない街で生まれ育ちました。
エレベーターのあるようなビルなど、街に数軒しかないような田舎です。
旅行といえば、小中高校の修学旅行しか行ったことがありませんでした。
そんな私に、ここではない世界を教えてくれたおじがいました。
船乗りとして世界を回っていたおじは、世界各地のお菓子をお土産にくれました。
レトロなものやポップなもの、
日本ではみたことのない、ステキなデザインのハコに入っているのです。
お菓子ではないけれど、キャンベルスープの缶をみたときはとても驚いたことを覚えています。
もちろん、中身のお菓子の方がスキでしたが、
食べ終わった後も、ハコを眺めて楽しんでいました。
ハコをみていると、美味しかったお菓子の記憶が、何倍にも膨らみます。
今でもその嗜好は変わることなく、
デザインされたハコに入ったお菓子に惹きつけられます。
お菓子は嗜好品、なくても困らないもの。
だからこそ、まずはハコのデザインで魅了されたいと思うのです。
素材や製法にこだわったお菓子。匠の技が凝縮しています。
美味しいのは当然です。
その美味しいものが入っているハコは、
お菓子の魅力をさらに引き出すものであるはず。
ハコ入りお菓子は暮らしの中で最も身近にある「芸術」だと思うのです。
すごく大げさなことを言いました。
このハコへの興味が今につながり、デザインの仕事についた私です。
PRESS BUTTER SAND さんのホリデーギフト
PRESS BUTTER SAND さんといえば、
クリームの白とキャラメル色を引き立てるソリッドなグレースケールですが、
ホリデーギフトは、今の季節を象徴する温かみのある紅色。
今の私のネイルと同じ♡
このサイズ感は、ちょうどいいですね。
受け取った方も、気負わずに喜んでくれそうです。
実は、生クリームが苦手な私。
この季節になると、
クリスマスケーキはどうしようかなと考えるのです。
今年は、PRESS BUTTER SAND を重ねて、ツリーのようにできたらと試行錯誤中です。
去年は、マカロンを積み上げて、ケーキに見立てようとしたのでした。
懐かしい Link → ★
シンプルなチーズケーキをさらっと飾るのもいいかな。
考えている時間も楽しいです。