切花を買わなくなりました。
庭と呼んでいるベランダに出て、
グリーンを愛でています。
ロータスブリムストーンがすごい勢いでひろがっています。
本当にもりもりと。

今はキレイに整えられた切花より、
この予想以上に広がるグリーンを見ることが楽しみになっています。
1日に何度も庭に出て様子を見ます。
色の奥行き、
黄色っぽい明るい色味から、茶色の混じった渋い色味まで、
今はお花のカラフルさより、グリーンの奥行きを見るのが好きです。
空いている隙間は、
オレガノケントビューのいたところ。
一年草なので残っていれば今年も可愛く咲いてくれたかな?
植物の知識もないまま、
見た目だけで寄せ植えした去年。
秋冬になって、茶色くなったのをいっぱい抜いたけど、
きっと他の方法もあったんだろうな。
細くて長いものがピューンとしているのが好きな私は、
自重でだんだん重くなって、
下に垂れながら来年に備える姿が、切なく見えていた。
空いた隙間、
どうしたらいいんだろう?
四季を通して楽しめるようにしたい思いと、
ミントやハーブなど、食べられるものにしたい思いと、
物欲が低下中で決められない現状と、
結局なにもしないままなのだけど、
このぐんぐん伸びるロータスブリムストーンが今はとにかく愛おしくて、
そのままでもいっかなって思っています。
ベネチアの運河に魚が戻ってきたとか、
オーストラリアの街をカンガルーが飛び跳ねているとか、
ほんわかした気持ちにもなったりしています。
{ 迷い迷い } な 暮らし。それもいいんじゃないかと思っているのでした。







