ミニマリストに憧れるものとして、護身のために近づかない場所

ずっと矛盾する想いがありました。


自分のデザインしたものが、多くの方の目に止まればいいとの想いと、
大量生産・消費の中で、雑に扱われたら切ない想い。



Photo:ダストボックス なかなかコレと言うのに出会えないので、黒船 ラスキュのパッケージを活用中。


誤解を恐れずに言うと、
100yen shop が 苦手です。
最近の100yen shop のクオリティは高いらしく、魅力的な商品も多いと聞きます。
それを発見する喜びもあると思います。
でも、私はその喜びにたどり着くどころか、スタートラインにすら立てません。
あの、ものを処理するような空間に入ると切なくなってしまいます。



Photo:ツートンコーヒーでおうちカフェ


今の私は、プロダクトデザイナーでもなく、
自分でつくったものを売って生活をしているわけでもなく、

理想と現実のギャップはあるにせよ、
ハイブランドのデザインに携わることを目標としている身としては、
自分の携わったものが、多くの方の目に止まればいいと思いながらも、
安価な値段で売られたら切ないのです。

なので、自分の目標と相反する場所には極力近づかないようにしています。

似たような想いで、
「UNIQLO」には近づかないようにしています。
あのたくさんのお洋服の空間に入ると、溺れてしまう気がしてなんだか怖いのです。
お洋服は大好きなのですが、どういうわけか、あの空間はダメなのです...



 憧れる世界があって、
 本当にそこへ近づきたいと願うなら、
 同じ空気を吸うように努力すること。



30代も後半になって、子供もいて、
現実的に、転職とかも難しい時期に差し掛かり、
次の10年をどうするか、
幸いにも今の会社では、2025年くらいまでは、私の仕事もありそうだけれども、
それを続けていくと、私の描くセカンドライフとはズレていくことも見えていて、
行動や時間の使い方を、丁寧に選択していこうと思う今日この頃です。